シューメーカーコース(2年制)
コースの特徴
2年間でシューメーカーに必要な基礎知識、技術を体系的に学ぶ
さまざまな靴のデザイン・制作技術を中心に、マテリアル(素材学)、フット(足学)、ラスト(木型)、マーケティングなどプロのシュークリエイターに必要な基礎知識を体系的に学んでいきます。また、2年次からは希望に合わせて3つのカリキュラムからセレクトできる選択授業を導入。自分が目指す分野をさらに深く研究します。



課題ピックアップ
メンズダービー&オックスフォードシューズ

紳士靴の基本形であるダービーシューズ(外羽根タイプ)とオックスフォードシューズ(内羽根タイプ)を制作します。革ヒールの積上げ、ハトメの取り付け、シャコ止めなど基本技術をマスターし、それぞれ甲革・中底・表底を接着剤で貼り付ける「セメント製法」、糸で縫い合わせる「マッケイ製法」で成型していきます。
オリジナルマイシューズ

自分の個性やファッション嗜好を客観的に分析し、オリジナルデザインのシューズを制作します。デザインや素材によりパターン、裁断、ソーイング、底付けと全ての過程において応用力が必要となります。完成した課題は、本校舎1階の「ギャラリー結」にて展示。1年次の集大成ともいえる渾身の作品が一堂に並びます。
ハンドソーンダービーシューズ

ハンドソーンウェルテッド製法の紳士靴を制作します。中底・インナー・アッパー・ウエルトを全て手縫いで仕上げる伝統的な製法で、そのフォルムの美しさや高い耐久性から英国靴やビスポーク靴(高級注文靴)でよく使用されます。日本を代表するビスポークメーカー柳町弘之氏が担当します。
ファッションシューズコレクション

ドローイング力や発想力のトレーニングに加え、ファッションシューズならではのトレンド分析、原価計算、バリエーション展開、指示書作成などプロの現場に即した一連のプロセスを学んでいきます。全国の人気セレクトショップ30店舗以上でオリジナルブランド「hio」を展開するデザイナー日置智佳子氏が担当します。
スニーカープロダクト

さまざまなスニーカーブランドとのコラボレーション授業が充実しています(過去実績:プーマ、ニューバランス、パトリック、ロイヤルエラスティクスなど)。また、世界の定番スニーカー「コンバース」を日本で生産しているムーンスター(株)の協力のもと、バルカナイズ製法でオリジナルスニーカーの制作にも取り組んでいきます。
マテリアル

カーフ、キップ、カウ、ステア、ブル・・・。牛革ひとつとっても、その加工方法や年齢などによりたくさんの種類があります。ここでは、さまざまな動物の皮革やキャンバス、ゴムなどの主素材を中心に副素材の種類や特長を学んでいきます。また、タンナー工場への見学も毎年実施しています。
ラスト

優れた靴を作るためには優れたラスト(木型)が必要不可欠。靴づくりの基本となるラストの種類、構造、制作方法を学びます。ラインの引き方や寸法測定、底型設計、トウシェイプの改良などをマスターし、1人ひとりが自分の足型に合わせたオリジナルラストの制作に取り組みます。
フット

靴にとって必要不可欠な機能面(足の保護、歩行支援、障害対応など)を骨学、筋学、病理学といった医学的視点から学びます。フットプリンターによる採型やパッキング(靴内調整)など実技の授業も充実しています。